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2020年11月末頃に一条工務店のi-cubeを横浜市に建築予定です。
現在、基礎コンクリート工事まで完了し、来月中旬に予定している上棟を待っている状態です。
一条工務店と最初に契約したときのスケジュール通りであれば、すでに上棟を行っている予定でしたが、新型コロナの影響でスケジュールが遅れております。。
何とか年内に引っ越し完了までいくように、できる限り色々なことを事前準備していきたいと思います。
ということで、今回は建築予定の家に採用している太陽光パネルと蓄電池についてです。
1.太陽光発電と蓄電池採用のきっかけ
2019年に一条工務店と契約をしたころ、太陽光発電の固定価格買取制度(FIT)を利用した10年間の買取期間が終わる人たちが出始めたことから、いわゆる2019年問題として新聞等でニュースになっていた記憶があります。
FITの10年間が終わった後の売電価格はかなり安くなってしまうため、太陽光発電はもう儲からない、たくさん太陽光を載せるのはやめたほうがいいですよ、と何社かのハウスメーカーの営業さんに言われたこともありました。
私の場合は、基本的には自分で消費する量ぐらいか、少し足しになるくらいの太陽光パネルがあればいいと考えており、家の屋根のサイズに合わせて搭載量を検討していました。
しかし、間取りなどを検討している途中で一条工務店が太陽光パネルに蓄電池付きのパッケージ販売をお得な価格で始めたことを知り、太陽光もまだまだお得に使えるだろうと思うようになりました。
2.採用した太陽光の搭載量など
基本的には間取りを優先して検討し、間取りに合った屋根形状を設計士さんに決めてもらってから、太陽光パネルの搭載量を計算してもらいました。
予算に余裕があるわけではなかったので、無理にたくさん太陽光を載せるつもりはなかったのですが、検討してもらった結果7.5kW分の太陽光パネルが搭載できることになりました。(250W/1パネル、5段×6列の30パネル分)
思っていたよりも多かったので少し減らす調整をしようとも思いましたが、ダミーパネルを入れると追加料金になると言われてやめました。
もともと屋根の費用は標準で坪単価に入っていると思うのですが、ダミーパネルは標準外になっちゃうようです。
なお、2020年度の契約となるので、売電単価は21円/kWhの予定です。
3.発電量シミュレーション
一条工務店で太陽光のシミュレーションをしてくれるので、検討している搭載量でどの程度の売電収入が見込めるかはある程度分かります。
ネットで一条工務店の施主さんの情報を見てみると、一条工務店のシミュレーションはそこまで大きく外れていない方が多く、シミュレーションより少し多めに発電することもあるみたいなので、ある程度は信頼して良さそうです。
以下、一条工務店に作成してもらったシミュレーションの抜粋です。
今年から蓄電池を付けた場合のシミュレーションが作れるようになったらしいです。
FITが適用される当初10年は夜間の安い電気を蓄電池に充電し、11年目からは太陽光で発電した電気を蓄電池に充電する使い方がおすすめのようです。
蓄電池の使い方は売電価格と買取価格のバランス次第だと思うので、世の中の動きに合わせて自分で使い方を修正していく必要はありそうですね。
4.今後の太陽光発電を含めた再エネはどうなるのか
当初太陽光を含めた再エネを普及させるために、FITは電気を売る個人や事業者側のメリットが大きくなる制度設計がなされたようです。
年々買取金額が下がってきているため太陽光発電はもう儲からないというような意見も聞きますが、太陽光パネルの価格や設備導入コストが当時よりも下がってきているために買取価格を徐々に下げて調整しているので、利益率が極端に落ちているわけではないと個人的に思っています。
むしろ、再エネを買い取るために電気料金に上乗せされている賦課金は年々多くなっているわけなので、自分の家で発電した電気を使うことは、エコなだけでなく節約にもつながるのではないでしょうか。
ただ、いよいよFIT制度も終わるのかもしれません。
向こう10年間の買取価格を固定してしまうため、市場の変化などで電気代が上下した場合の影響を受けないことや需給のピークなどを気にせず発電できてしまうことが問題視されているようです。
FITの次の制度として市場連動型のFIP(Feed-In Premium)というものが検討されているとのこと。
(経済産業省の資料より)
5.まとめ
地球規模で問題視されている温暖化やCO2排出量低減の流れは、先進国の1つである日本にとっては避けて通ることが出来ない問題と思われます。
そのため、国としても何らかの形で再エネの導入が進むような支援を引き続き行っていくのではないでしょうか。
個人レベルではありますが、自分が使う電気を少しでも自家発電で賄えればという思いもあり、太陽光と蓄電池の採用を最終的には決めました。
なお、近年は災害なども多いため、太陽光の採用はメリット・デメリット両方あると思いますので、よく検討の上採用するのが良いと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。