ブログを見ていただきありがとうございます。
一条工務店のi-cubeを2020年11月頃に横浜市に建築予定です。
現在は着手承認を終え、基礎着工前の地鎮祭に向けて準備中です。
さて、古家の解体からはや3か月近く経ち、雑草を家族全員で抜くこと2回、もう少しで地鎮祭を迎えようとしているところで、土地選びで悩んだことについて思い返し、まとめてみたいと思います。
注文住宅を建てるにあたって、一番最初のハードルが土地探しですよね。
親族から土地を譲り受けたり、あらかじめもう土地を持っていらっしゃる方は土地選びであまり悩むことは無いと思いますが、土地を持ってない人にとって、土地探しはハウスメーカーや工務店を選ぶのと同じもしくはそれ以上に難しいと思います。
個人的の体験談ではありますが、現在土地選びで悩んでいる方に対して、少しでも参考になれば幸いです。
- 1.土地探しはハウスメーカーや工務店と一緒にさがすべき?
- 2.土地探しの体験談
- 3.ハウスメーカーによって同じ土地でも言うことが違う
- 4.結局は利害関係により言うことは変わるので自分で判断するしかない
写真AC
1.土地探しはハウスメーカーや工務店と一緒にさがすべき?
よく聞く言葉ではないですか?
どんなことにもメリットとデメリットがあるように、ハウスメーカーと行う土地探しもメリットデメリットがありました。
メリット
・欲しい家を建てられるか?という視点で土地を探してくれる
・ハウスメーカーの不動産部門が探してくれると手間が少ない
・個人で探すよりも情報が早い、多い
・ハウスメーカーの営業担当が宅建資格者だと不動産屋と同等の情報を持っている
デメリット
・ハウスメーカーと付き合いがある不動産屋を紹介されるため、紹介料が安い不動産屋に頼むことが出来ない
・複数のハウスメーカーで検討中の場合、同じ土地に対して違う意見が出るため悩む
まず個人的に大きなメリットだったのは、知識不足の状態で不動産屋に行くと、自分では見つけることが出来ない悪条件を指摘してくれることでした。
2.土地探しの体験談
こんな体験談があります。
個人的にはいい土地だと思ってハウスメーカーの営業担当に相談してみたのですが、営業担当の方が現地を確認してみたところ、土地の擁壁に問題があり、外構工事に大きな費用が発生する可能性が高いことがわかりました。
物件を売っている不動産屋に営業担当の方が確認してくれたのですが、不動産屋は分かっていて物件を売っていました。
ネットなど一般公開している情報には擁壁の遣り替えが必要なことは記載せず、個別に金額を相談するつもりで値段設定しており、擁壁の遣り替え分程度は必要であれば値引きするというのです。
不動産業界ではある程度よくあることみたいなのですが、言わなければ教えてもらえなかったかもしれないという不安が残り、その物件は購入しないことにしました。
3.ハウスメーカーによって同じ土地でも言うことが違う
これには少し混乱してしまい、家探しに対する熱が一瞬失われかけました。
土地探しからの人にとっては多少あるあるだと思うんですが、どうでしょうか?
土地探しとハウスメーカー探しを並行して行ったんですが、土地の情報はある程度どのハウスメーカーに行っても同じような情報が出てきました。
そして、同じ土地なのに、ハウスメーカーによって言うことが違うので家づくり初心者だった私はかなり混乱しました。
私が当時検討していたハウスメーカーのそれぞれの担当者の意見は以下のような感じでした。
なお、その土地は新規分譲で、2m越えの擁壁がある土地でした。
・一条工務店:
擁壁の検査記録に問題なければ建築可能。ただし、土地の地盤が弱い可能性があるので、地盤改良が必要な可能性が高い。
・住友林業:
擁壁の下の土地の地盤調査が出来ないので建築不可。別の土地を探しましょう。
・住友不動産:
建築可能と思われる。プランを描いて提案します。
・ウィザースホーム:
工事費用が高くなる土地です。別の土地を見つけてきたのでこの土地はいかがですか?
今となっては、ハウスメーカー各社がどのようなところに力を入れており、得意不得意や会社の方針などもあって異なる意見が出てきたんだろうなと考えることが出来ますが、家づくり検討当初の私は、本当のことを言っているハウスメーカーとうそを言っているハウスメーカーがいるのではないかと疑心暗鬼になってしまいました。
4.結局は利害関係により言うことは変わるので自分で判断するしかない
あまり参考にならない結論になってしまいますが、やはり最後は自分が納得できるまで考えて決めるしかないというのが私の結論です。
というのも、ハウスメーカーの営業さんも結局は会社の方針に合わないような土地を勧めることはしないですし、多少デメリットがある土地だとしても、総予算に対して家の予算を確保できるような価格の土地を紹介するからです。
一条工務店と契約して土地探しをしている中で、最初はおすすめしないと言われた土地がありましたが、一条工務店提携の不動産屋がその土地を進めてきたときは、その土地でも良いという流れになりました。
たぶん他に良い土地が見つかっていなかったので、その土地でもしょうがないという流れだったんだと思いますが、土地を買う側からしてみたら、一生に一度の買い物でいきなり妥協することはできず、その土地は見送りました。
最後は自分が納得のいく土地を購入することで、不満が無い土地を買うことが出来ました。
現在土地を探している皆さんも、最後は自分が納得できる土地を購入することをお勧めします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。