ブログを見ていただきありがとうございます。
本記事は、平凡で一般的なサラリーマンである筆者が、土地探しから注文住宅を建てる経験を通して感じた、参考になった情報/参考にならなかった情報についてまとめています。
まずは、ハウスメーカー/工務店を選ぶまでの期間についてを対象にしています。
基本的には土日休みで、平日は残業もまあまあやっている一般的なサラリーマンの立場から、仕事と家づくりを両立するために参考になった情報/参考にならなかった情報を共有し、これから家づくりをするサラリーマンの皆さんに少しでも参考にしていただき、後戻りの少ない効率的な家づくりを楽しんでいただければ幸いです。
あくまで筆者の主観によるものですので、共感できる点/共感できない点は取捨選択していただければと思います。
ちなみに、家づくりの概要は以下となっております。
★家づくりの概要★
・エリア:横浜市
・延床面積 2階建て 約33坪
・土地 約150㎡
・仮契約:2019年6月
・土地契約:2020年2月
・家の引き渡し:2020年12月(予定)
どのような家を建てたのか興味を持っていただけた方は、以下の過去記事にもう少し詳しく書いてます。
realestatehouse.hatenablog.com
ハウスメーカー選びで参考にしてよかった情報
まず注文住宅が欲しいと思い始めたときに、最初に始めたのがハウスメーカー/工務店探しでした。
最終的には、地場の優良工務店に出会うための労力とある程度の品質で家を建ててくれそうなハウスメーカーに払う金額を天秤にかけて、私の場合は一条工務店で家を建てることに決めました。
そこに至るまでの参考になった情報/参考にならなかった情報が以下です。
【参考になった情報】
1.住宅セミナー
主に家づくりで必要な情報収集に有効でした。耐震等級、断熱性能、気密性、1種換気等々、住宅セミナーで初めて理解した内容がたくさんありました。
個人的には、どんな会社が主催しているセミナーでもある程度同じような情報が得られると思っていますが、セミナーの中の自社の宣伝部分についてはそのまま鵜呑みにせず、他社との比較をすることをお勧めします。
すでに家づくりに関する知識を持っている方には不要かもしれません。
筆者の場合は、知識がほとんどない状態からのスタートだったので、住友林業主催の住宅セミナーに参加し、基礎的な知識を得ることができました。
2.宿泊体験
全てのハウスメーカーや工務店で実施していないかもしれないので、あくまで一条工務店に決めた筆者の場合の参考になった情報です。
一条工務店で実施していた宿泊体験を通して、自分が採用しようとしている設備や部屋の広さなどが本当に良いか体感するとても良い機会になりました。
3.施主ブログ
住宅営業の方は家を売るプロなので、家づくりに関することはとても詳しいのですが、自分にとって最良な答えを提案してくれるとは限りらないと思っています。
それは、サラリーマンとして自分も働いているので、なんとなくわかります。
住宅営業の方もサラリーマンである以上、何らかのルールや成果目標があるわけで、お客さんのために無償でサービスを提供し続けることはできません。
そこで参考にしたのが、施主さんが書いているブログです。
特に、自分が気になっているハウスメーカーや工務店で実際に家を建てた方のブログはとても参考になります。
一方で、自分が気になっているハウスメーカーを検討した結果、家を建てなかった方のブログも実は参考になりました。
客観的にどのような点をデメリットと感じたかを知ることが出来るからです。
4.スーモカウンター
ハウスメーカーや工務店を探しの時に利用させていただきました。
筆者の場合は、一条工務店で家を建てるかどうか悩んでいるときに、似たような価格帯や性能のハウスメーカーを提案してもらったのがとてもありがたかったです。
例えば、「外壁タイルを標準採用している」や「1種換気が標準仕様」などの条件で相談すると、いくつか候補を出して説明してくれました。
候補を出していただいたハウスメーカーの中には、普段訪れていた住宅展示場の中にモデルハウスがあるようなハウスメーカーもあり、改めてプロに相談することで効率的に家づくりができると感じました。
【参考にならなかった情報】
5.坪単価のハウスメーカー/工務店ランキング
予算を大まかに決めるときに、ネットなどにある坪単価でハウスメーカー/工務店をランキングしている記事を参考に、欲しい間取りの家の広さと坪単価を掛けて予算をある程度決めました。
しかし、結果としてはネットで出ている坪単価は、各ハウスメーカー/工務店によって含まれている内容がバラバラで、坪単価という指標は意味がありませんでした。
実際にはそれぞれの会社に見積もりを作成してもらい、比較することで検討しました。
6.展示場のモデルハウスの間取り、設備
住宅展示場はお客さんに素敵だと思ってもらうために、大きく・豪華に作ってあると感じました。そのため、住宅展示場で広々と感じたり、素敵な住宅設備を気に入ったとしても、そのまま自分の家に採用できるとは限らないのです。
モデルルームが気に入ったという理由でハウスメーカーを選んでしまうと、よっぽど予算に余裕がある方でない限りは、せっかく楽しむはずだった家づくりが、引き算ばかりの家づくりになりかねません。
7.パンフレット、カタログ
住宅展示場に行くともらえる紙のパンフレットやカタログのことです。
雑誌を読むのは好きなので、読み物としては楽しく読めるのですが、標準仕様とオプションの違いが分かりにくかったり、実際に家を建てた方の紹介記事なども、すごく広い敷地に平均より大きなお宅が多く、実際の間取り検討ではあまり参考にできませんでした。
【番外編】
8.最初に住宅展示場に行ってはいけない?
注文住宅検討を始めてすぐに住宅展示場に行ってはダメ、という記事を見たことがあります。
私の場合はすでに家づくりの検討を始めて住宅展示場に行った後に記事を見たので、そんなこともあるんだなと思った情報をまとめておきます。
・最初にモデルハウスを見学したときにアンケートに名前を書くと、そのとき対応した営業さんが担当になる(らしい)。店長クラスの人やベテラン担当の方は飛込客の対応をすることは少ない(?)。
・紹介などの値引きシステムがある場合、最初に展示場に訪れたときに紹介状などを渡す必要があることが多い。後から紹介システムがあることに気が付いても後の祭りの場合も。。
ということで、ハウスメーカーや工務店を選ぶ際に参考になった情報/参考にならなかった情報でした。
注文住宅を建てた人は筆者の周りにはそんなにたくさんいなかったので、ネットなどの情報を参考にしながら、ハウスメーカーや工務店の取捨選択を行いました。
ただし、そこまで参考にならないものに時間をかけていると、貴重な土日を何度も無駄にしてしまうことになるので、有益な情報をしっかりと参考にして、効率的な家づくりをすることをお勧めします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。