ブログを見ていただきありがとうございます。
一条工務店のアイキューブを横浜で建築中です。
新型コロナの影響で当初スケジュールからは遅れたものの、2020年12月に完成・引き渡し予定。
何とか年内に駆け込み出来そうな見込みです。
先日上棟を無事終えて、家づくりも後半戦に突入してきたので、外構とカーテンの計画をしていこうと思っていたところ、外構工事とカーテンの費用について、住宅業界の常識に少し驚いたので、これから家づくりをする方のために少し情報共有したいと思います。
1.外構工事の費用に関する業界の常識
注文住宅を建てるにあたって費用の幅が大きい項目の1つに外構工事があると思います。
私は現在分譲マンションに住んでいますが、マンション購入時には外構費用などはないため、人生で初めて外構工事の計画や費用見積もりを行いました。
そこで聞いた外構工事費の費用は私個人的にはちょっと高いなと感じました。
(注文住宅などの知識がほとんどない状態で家づくりを始めたので、常識知らずだったとも言えます)
ハウスメーカー探しをしていた、家づくり計画初期の頃の話です。
世間の多くの人が思い浮かべる横浜からはだいぶ離れたところではあるものの、土地の値段はそこそこするエリアに家を建てたいと思っていたので、素人ながらに建物と土地に対しておおよその予算を決めて、ハウスメーカーを探し始めました。
展示場のモデルルームに足を運び、おおよその間取りの希望や土地を探したいエリアを伝えると、土地や建物以外の諸費用も含めた概算見積もりを各ハウスメーカーの営業さんが提示してくれました。
建物の価格はハウスメーカーにより価格の幅が大きいのは納得できましたが、その次に価格の差がハウスメーカー間で大きいと感じたのが外構工事費でした。
ハウスメーカーによっては一次外構と二次外構を分けて見積もりを作成してくれたり、オープン外構かクローズド外構か要望を聞いてから予算を見積もってくれたりしました。
そこで個人的に驚いたのは、
「外構工事費は建物価格の1~2割ぐらい」
という外構工事費用の住宅業界の常識でした。。
何人かのハウスメーカーの営業の方が言っていたので、少なくとも横浜近辺の業界内ではそれなりの目安なんだと思われます。
注文住宅で30坪くらいの家を建てようとすると、
どうしても建物価格は2000万は下らないと思います。
そうなると、住宅業界的な外構工事費の相場は、200万~ということに!
日本庭園みたいな庭が欲しいと言うつもりはないので、お恥ずかしい話、100万くらいでやってもらえるのかと思っていました。
ちなみに、私が現在家を建てている横浜市内の話なので、広い土地にゆったりと家を建てるエリアの方々は、外構工事費は倍以上かかるケースもあると思います。
横浜市内では、100坪などの広い土地で売り出すというのはあまり聞きませんし、エリアによっては建蔽率・容積率が80%・200%という土地もありすので、そもそも外構工事できる面積もそんなに大きくないところが多いと思います。
ということで、注文住宅のハウスメーカー比較で概算見積もりをもらったら、ぜひ外構工事費をどれくらいで見積もっているか確認してみて下さい。
100万円くらいしか外構工事費が計上されていない見積もりの場合は、思ったような外構工事が出来ずに、後々予算が上がって困ることになるかもしれません。
2.オーダーカーテンに関する業界の常識
そもそも注文住宅だとオーダーカーテンにするものなのかすら知りませんでした。
分譲マンションを購入したときに、LDKの掃き出し窓が通常よりも幅が大きい窓だったので、人生で初めてオーダーカーテンを作りました。
それまでの、学生時代の1人暮らしや賃貸住宅では既製品のカーテンを買ってくれば事足りたので、オーダーカーテンを作ることなどありませんでした。
ただ、注文住宅だとオーダーカーテンは付き物のようです。
・せっかくだからカーテンも家の雰囲気にあったものにしたい
・大きな窓をつけたので既製品のカーテンじゃサイズが無い
などなど
色々な理由があると思いますが、注文住宅の人はオーダーカーテン率が高そうです。
我が家も例にもれず、オーダーカーテンを検討しておりますが、一条工務店に紹介してもらったカーテン屋さんから教えてもらった業界の常識に少しびっくり。。
曰く、
「オーダーカーテンの予算は建物の延床面積の坪数×1万円くらいが相場です」
だそうです。。
我が家は約32坪くらいの延床面積なので、相場ではオーダーカーテン代は32万円ということに。
結構なお値段となるので、家を建てる側から言わせてもらうと、できれば資金計画書に最初から入れて欲しい項目ですね。
ちなみに、カーテン屋さんは一条工務店の提携割引があるということで、ジアスさんで検討しようと思っています。
なお、かすみを採用した窓もありますし、そもそもハニカムシェードがある一条の家でどこまでカーテンが必要か考えながら、オーダーカーテンを検討してみようと思います。
3.まとめ
家を建てると決めてから、注文住宅にはいろいろなお金の常識があることがわかりました。
しかし、そのどれもがあくまで「平均」や「相場」という形容詞を使って分かりやすくしている反面、中身はどんぶり勘定であると個人的には感じています。
そのどんぶり勘定が原因で、契約後に予算が何百万も上がってしまった、というトラブルが起きるのではないでしょうか。
肝心なのは、自分がやりたい、欲しいものがちゃんと見積もりに反映されているか、漏れていないか、施主としてもしっかりと確認することで、大きなトラブルを避けることができ、家づくりを楽しむことが出来ると感じています。
これからも「自分でも理解して確認する」を忘れずにやっていきたいと思います。
これから家づくりを始める方には、ぜひ「自分がやりたいことがちゃんと反映されているかな?」という確認を忘れずに、楽しんで家づくりをしてもらえたらいいなと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。