ブログを見ていただきありがとうございます。
2020年12月中旬に横浜市に一条工務店のi-cubeを建築予定です。
これまで11月中に建築予定とか、年末までに建築予定などと書いていましたが、先日基礎工事の完了報告書が届き、その中に12月中旬に引き渡しという予定が書いてありました。
大工さんたちの頑張りで少し前倒しの可能性はありますが、年末までに引っ越し完了するつもりで準備しようと思います。
さて、今回は待ちに待った上棟について書きたいと思います。
一条工務店の施主さんたちのブログでは、お風呂が上空を飛んで家の中に吊りこまれる様子などが書いてあり、とても楽しみにしていたイベントです(^^)/
実際の上棟作業を見学させてもらい、クレーン作業はもちろんですが、色々な人たちの協力のもとで効率的に進んでいく作業に感動しました。
また、個人的に製造業の現場に近いところで仕事をしていることもあり、ふつうとは少し違う点に注目もしてみました。ご興味がある方はその点もお楽しみいただければ。
1.建築現場付近に待機するハイドロテクトタイルの壁たち
建築現場は今住んでいるマンションから歩いて10分程度のところなので、上棟1日目は子どもたちを学校と幼稚園に送り出してから、妻と歩いて向かいました。
その道中、荷台に見覚えのあるタイルが貼り付けられた壁を複数枚積んだトラックが一時駐車していました。
タイルの感じとi-cubeの白い窓枠を見てもしかして、と思いトラックの運転手さんに挨拶したところ、自分の家の壁を積んだトラックでした。3,4台のトラックで資材を搬入してくる予定らしく、一度に現場前の道路に到着するとご近所さんの迷惑になるので、少し離れた位置で待機していたようです。
トラックの運転手さんもとても感じのいい方でした。
当たり前ですが、トラックの運転手は一条工務店の社員さんではありません。
ただ、上棟に使う資材搬入には慣れていらっしゃるようだったので、このエリアの一条工務店の上棟の時によく資材搬入を担当している運送会社なのかもしれません。
<ものづくり的な視点からの感動ポイント>
写真にも少し写っていますが、壁パネルを立てて運ぶための輸送治具(黒っぽいフレームのやつ)。
3、4枚くらいの壁パネルを運べるくらいの幅で、ブックエンドのような形状です。
専用の輸送治具のようだったので、壁よりもまじまじと見てしまいました。
2.空飛ぶハイドロテクトタイルの壁たち
上棟1日目、朝8:00くらいにはすでにモーニングミーティングを終えていたようで、上棟チームのメンバーは足場材で囲まれた中でスタンバイしていました。
現場に到着したときにちょうど1枚目の壁パネルが吊り上げられるところでした。
南側が接道の土地なんですが、北東の壁パネルから取り付け始めて、北、西、南、東という順番でぐるりと壁を取り付けていく手順のようです。
やはり工場でのプレカット精度が高いのか、現場でのすり合わせはほとんどなく、次々と新しいパネルが取り付けられていきました。
<ものづくり的な視点からの感動ポイント>
写真にも写っていますが前面道路の電線が近いので、クレーンのワイヤーと電線が接触してショートしてしまう危険があります。
そこで、クレーンが接近する電線には黄色の保護カバーが取り付けてありました。
当たり前のことを確実に実施してあるので、安心して作業を見ていられました。
3.玉掛け&クレーン作業チームの手際の良さ
一条工務店の上棟チームの手際の良さは言わずもがなですが、資材を足場の中に吊りこむ玉掛け&クレーン作業チームの手際の良さもかなりのものでした。
クレーンマンは上棟3日間を通して同じ運転手さんだったんですが、
ラフタークレーンの操作をもくもくとこなす、寡黙な方でした。
ただ挨拶などはしっかりしてくださり、仕事終わりの片づけ・清掃もしっかりなさっている様子を見て、職人気質でいいなぁと思いました。
また、玉掛け作業は運転手さんを含めた2,3人のメンバーが対応してくださり、壁パネルに取り付けられている保護用の木材をインパクトで素早く取り外す人、壁パネルのサイズに合わせて吊り天秤のワイヤー位置を変更する人、クレーンマンにワイヤ巻き上げ指示や地切りのときの荷ぶれをガイドする人など、コンビネーションが完璧でした。
<ものづくり的な視点からの感動ポイント>
ハイドロテクトタイルを貼り付けた壁パネルは、分割位置によって幅が色々あるので、吊り位置を少しずつ変えられる専用吊り天秤がありました。
写真を撮るのは気が引けたので撮れませんでしたが、吊り位置を色分けしてあり、壁パネル幅に合わせて吊り位置を色で確認していました。
4.一条工務店上棟チーム
最後は何といっても一条工務店の上棟チームに感動しました。
監督さんは日本人の方で、そのほかのメンバー5人は(たぶん)フィリピンの方でした。
フィリピンの方は仲間うちではフィリピン語で会話していましたが、私たちが挨拶に行くと日本語で丁寧にあいさつをしてくれましたし、差し入れとして持って行った飲み物を持っていくときには、ありがとうございます、と丁寧な態度で、とてもまじめに作業に取り組んでいただけました。
作業の休憩中に現場を見学させてもらい、子どもたちも初めての建築現場見学に大満足しているようでした。
<ものづくり的な視点からの感動ポイント>
やはり基本は挨拶ですね。
一条工務店の監督さんや上棟チームの皆さんの方から「おはようございます」と挨拶してもらえるだけで、とても気持ちがい良かったです。
どんな仕事にも共通しますが、挨拶はとても大事だということを改めて認識することができました。
5.まとめ
上棟作業の3日間はあっという間に終わってしまいましたが、注文住宅の醍醐味である上棟を見学できで大満足でした。
そして、一条工務店の上棟作業の安全管理にも大満足でした。
上棟2日目は天気は良かったものの、風が強かったため屋根仕舞いを3日目に延期するあたり、工程よりも安全を優先していて安心しました。
今後の作業も滞りなく進んで行くように、見守っていこうと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。