ブログを見ていただきありがとうございます。
今回は前々から興味を持っているMBA留学についてです。
以前に以下の過去記事でも書いたんですが、身近な人でMBA留学する人が2,3人いたため、MBA留学に少し興味を持っています。
realestatehouse.hatenablog.com
学生の時にデンマークに短期留学したことがあるのですが、
その時は機械系の学部に交換留学に行きました。
よくよく思い返してみると、同じ寮にいた留学生たちの中に、
経営学を学びに来たという学生たちもいました。
たしか自転車のレンタルサービスのようなビジネスを授業の中で検討しているという話を寮の共同キッチンで夕食を食べながら話した記憶があります。
あの学生たちはそのころからアイディアをビジネスにする練習をしていたんですね。
ということで、今回は今年MBA留学を予定している人が新型コロナウイルスの混乱の中留学に行くべきか1年先送りすべきか、そしてMBA留学から戻ってきた人の社内人事を見て考えた留学後のキャリアについて考えてみたいと思います。
1.今年の留学予定者は1年先送りすべきか?
本来であれば夏からの授業再開に向けて、留学先の国へ出発する予定だった人たちが多くいると思います。
しかし、例年多くの学生や社会人が留学のために向かうアメリカやヨーロッパは新型コロナの感染の影響が大きく、留学先の大学が受け入れてくれるかという問題以前に、留学先の国からビザが発給されないという状況のようです。
このような特殊な状況なので、場合によってはオンラインで授業を開始する大学があってもおかしくありません。
しかし、オンライン授業は、実際に留学先の大学で受ける授業と比べると、別物だと思うのです。
特に、MBA留学は学生同士のグループワークが多く、議論を通して学ぶことが多くあると経験者の体験談でよく目にするので、その貴重な体験がオンライン授業ではなかなか経験することが難しいのではないかと思ってしまいます。
日本国内の会社でも、テレワークやオンラインミーティングの推進が急がれていると思いますが、実際に会う場合との違いがどのような影響を及ぼすか、検証する必要があると個人的に思っています。
人は言葉以外に表情やしぐさなどから相手の気持ちを汲み取っていると言われているので、オンラインミーティングでカメラを通して見える相手の様子は、直接会う場合と同じように感じるのでしょうか?
小さな動きはカメラを通すと伝わりずらい可能性があるので、カメラの画角を意識しながらの身振り手振りやカメラに近づいてみたりなど、オンラインミーティングで良いコミュニケーションをとるためのちょっとしたコツのようなものがありそうです。
話を戻すと、個人的には本来MBA留学で得られるはずの経験をするために、1年先送りするのは選択肢としてありだと思います。一度高まったモチベーションを1年間維持する工夫は必要ですが。
また一方で、この新型コロナウイルスの影響が大きく残る中、これまでと違った新しい形のMBA留学に挑戦するというのも1つの選択肢だとも思います。
むしろオンライン授業で学生同士の議論にしっかりついていけるようなら、その後社会人になったときに、そのコミュニケーション能力は即戦力ということで重宝されると思います。
2.MBA留学後のキャリアについて
MBAとは経営修士のことですが、社会人として会社経費等でMBA留学をした人は、自分の会社に戻った後、急に管理職になってグループや部署の管理を始めるというよりも、新規事業の立ち上げや企画を行うような部署に所属することが多いように感じます。
MBA留学で刺激を受けて、新しいことをやってみようという気になるようです。
なお、新規事業の立ち上げはそんなにすぐにアイディアが出るわけでもなく、
それぞれのアイディアがどの程度の投資をすれば儲かるか儲からないかを判断できるのか、そのあたりを会社はMBA卒の人たちに期待している気がします。
ということで、ポストコロナの生活を送るのが当たり前になる中、
留学をするか1年先送りするか、人生でもなかなかない大きな決断をしなければならない皆さんに、どちらの決断をするにせよ、良い結果となることを祈っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。