ブログを見ていただきありがとうございます。
久しぶりに家づくりが一歩進展したので、家づくり記録の共有です。
また、先日以下の過去記事で書いた神奈川県の蓄電池補助金についてですが、私が現在一条工務店との契約で契約している蓄電池が対象とならない可能性があることがわかりました。
realestatehouse.hatenablog.com
それではそれぞれについて、簡単に情報共有します。
1.着手承諾から建築確認申請がおりるまで
着手承諾はもともと今年の3月末に予定していたのですが、新型コロナウイルスの影響により一条工務店のフィリピン工場の操業が一時かなり低下してしまったため、着手承諾用の図面作成に遅れが生じ、実際に着手承諾を行うことが出来たのが、4月末でした。
よって、この時点で約1か月の遅れです。
次に、着手承諾はしたものの、次は建築確認申請の書類作成が遅れる状況となりました。
フィリピンにおける新型コロナウイルス感染予防のためのロックダウンもたびたび期限が延長され、書類作成を待つこと1か月以上。
ですが、とうとう先日建築確認申請がおりたとの連絡がありました。
書類作成を待っていたつもりだったんですが、書類は少しずつ作成が進んでいたようで、すでに建築確認申請も実施しており、そして建築確認申請がおりたようです。
新型コロナウイルスの影響で、行政の書類審査も平常時よりも時間がかかるのではないかと心配しておりましたが、着手承諾から建築確認申請がおりるまでに1か月強という期間は、おおよそ平均的な期間ではないでしょうか?
契約時に一条工務店からいただいた建築スケジュールでも1か月程度の期間が確保されていたので、着手承諾~建築確認申請がおりるまでの期間だけで見ると、遅れはほとんど発生していないことになります。
さて、建築確認申請がおりたということは、次は施主の出番になります。
工事着手金を支払わなければ一条工務店は基礎着工できませんので、さっそく住宅ローン融資を受ける予定の銀行へ着手金分の契約に行かなければなりません。
新型コロナウイルスの影響で4,5月と滞っていた仕事を猛烈にキャッチアップしようと計画していましたが、来週にでも銀行に行くために半日程度休暇を取る調整が必要になりそうです。
うれしい悲鳴ですが、これも家づくりを滞りなく進めるためと思い、頑張りたいと思います。
2.蓄電池補助金の条件は「自動切替」機能付き?
(写真ACより)
さて、蓄電池補助金については新しい情報がありました。
神奈川県のHPを確認したところ、蓄電池の機能に係る要件として以下の記載がありました。
(1) 停電時においても操作を行うことなく、太陽光発電システムで発電された電力
を蓄電システムに充電することが可能であること。
(2) 停電時においても操作を行うことなく、蓄電システムに充電した電力を、補助
事業を実施する住宅等で、通常時に使用可能な電気機器の全部又は一部に使用する
ことが可能であること。
(上述の要件は実施要領より抜粋)
(2)の要件は、一条工務店の蓄電池を採用するときに、蓄電池に貯めた電気は特定のコンセントだけなどの制限はなく、全ての電気機器で原則使用できると聞いたので問題なさそうです。
問題は(1)の要件です。”停電時においても操作を行うことなく”という条件が何を意味するのかということです。
というのも、停電時には分電盤にて切替操作が必要になると説明を受けているからです。その切替操作が”操作を行うことなく”という条件に引っかかる可能性が高いようです。
停電時には切替操作が必要ですという説明を受けたときには、停電はそこまで頻繁に発生するものでは無いので、普段から切替操作を理解さえしておき、もしものためのLEDライト等などがあれば問題ないだろうと考えてました。
一条工務店の蓄電池は自動切替にすることもできるようですが、そのためにはオプション料金として追加で10万円がかかるとのことでした。
当時は蓄電池の補助金についてそこまで勉強していなかったので、まさかここにきて条件に引っかかるとは思っていませんでした。
補助金を受けるために自動切替に変更するためには、単純にオプション代10万円を追加で支払うだけでなく、着手承諾時に交わした契約の変更が必要になるため、追加費用も発生します。
その場合、神奈川県の令和2年度の蓄電池補助金は15万円ですので、自動切替に変更できるというメリットはあるものの、実質補助金としてはほとんど手元に残らないことになります。
これは悩める状況になってしまいました。
現在営業担当の方に現状の手動切替でも補助金対象になるか、営業担当の方に県の方に問合せしてもらっています。
もし現状の手動切替のままでも補助金対象になるようであれば、補助金の申請をしようと思います。
3.そもそもの蓄電池の目的
そもそも蓄電池の目的は何でしょうか。
個人的には昼間に太陽光パネルで発電した電力を貯めておき、太陽光発電ができない夜間の電力として使用して電気代を節約するなど、経済性を考えて導入していたりもします。
ただし、地球全体でみてもメリットがあるはずなんです。
太陽光発電という自然エネルギー由来の電気で、家庭用の電気の大部分を賄うことが出来ればCO2の排出量を減らすことにもつながるのではないでしょうか。
上記のようなメリットを考えたとき、補助金が認定要件としている自動切替機能はどこまで重要なものなんでしょうか?
自動切替にすれば家庭内の機器が停電により電源が落ちることが無くなったりするのでしょうか。
これから一条工務店で蓄電池を採用することを計画している方は、”手動切替”と”自動切替”について、自分の住んでいる自治体の補助金の要件も確認しながら、営業担当の方と相談してどちらにするか決めることをお勧めします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。