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キーワードは
「TOEICのスコアはどんな時に必要か?」
です
学生時代の話です。
身の回りを英語に変えていくという方法がうまく軌道にのり、
どの程度自分の英語力が向上したか、当時の私は確かめてみたくなりました
英語の力を客観的に評価する方法としては
英語の資格試験を受けることが一番手っ取り早く実用的だと考えられます
そこで、私は色々な英語試験を調べました
これはあくまでも私の中の資格の分類です
英語検定や国連英検などは将来英語を使って働きたい人にとって効果のある資格だと思います
一方、TOFLEやIELTSなどは英語圏やヨーロッパに留学を考えている人にとって有効だと思います
そんな中、TOEICというのは日本でこそ認知度は高いですが
世界的にはほとんで無名であり留学にはあまり力を発揮しません
そしてテストにコミュニケーション能力を測る項目がないので
TOEICのスコアだけで英語の仕事に就くのもなかなか難しそうです
(TOEIC L&Rのイメージで書いていますが、TOEIC S&Wを受ければ少しは英語でのコミュニケーション能力を示すことができると思います。)
ただあなたが学生であるならば
TOEICはとても強力なツールになることがあります
それは就職活動の場面です
日本の企業は英語の能力を評価するために
就活生にTOEICのスコアを提出させることが多々あります
(約10年前に就活したときはまさにTOEIC最盛期だったと記憶してますが、いまだに学生の英語力を確認するためにTOEICスコアを聞く企業も多いと思います)
そこで他の就活生に差をつけるためにも
高いTOEICのスコアはアピール材料になります
(もちろんそれだけでは就職は難しいですが…)
そんなこともあって私は学生時代、TOEICの受験を定期的にしていました
スコアは以下のような感じで推移していました
- Total 515 L285 R230 IPテスト
- Total 565 L320 R245 公開テスト
- Total 720 L365 R355 公開テスト
- Total 630 L360 R270 後悔テスト(笑)
- ??? スコア紛失
- Total 715 L370 R345 公開テスト
- Total 820 L435 R385 公開テスト
- Total 885 L460 R425 公開テスト
- <デンマーク留学>
- Total 940 L495 R445 公開テスト
TOEICの受験を定期的に行い、スコアも徐々に上がっていっていたころ(820点とったころだったと思います)、
うれしい情報が大学から私のもとに入ってきました
それはTOEICのスコアが基準点以上であれば
奨学金をもらって留学をすることができるという知らせでした
これはとてもラッキーでした
TOEICのスコアでは留学には使えないと分かっていたので
よいタイミングでTOFLEを受験しなければならないと思っていたものの
高い受験料と慣れないテスト形式に少し躊躇していた最中だったので
留学先は基本的に指定されている中から選び
交換留学生として派遣されるという内容でしたが
候補の国の中に私が気になっていたデンマークがあり、またまたラッキーでした
なぜデンマークと思う方も多いと思います
しかしデンマークには留学するたくさんの魅力が私にはありました
その1つに、デンマークが環境立国であり、私が学びたいと思っていた
風力エネルギを利用した風力発電のノウハウを持っているということ
さらに、北欧の国々は社会福祉が充実しているということもあり
ぜひその生活を見てみたいと思っていました
また、留学先で多くの日本人がいるような環境には行きたくないという気持ちもあり
留学先としてはマイナーなのも魅力の1つでした
これらの理由から、留学先をデンマークに絞り
大学の留学プログラムの選考をパスするための準備を始めました
選考基準はTOIEC720点とエッセイの提出、口頭面接でしたので
基準のスコアはすでに持っており、エッセイのできが重要だと考えました
そこで、自分が書いたエッセイをアメリカやニュージーランドなどの英語圏に
留学している友人にメールで送って添削してもらい、さらに大学の英語の担当の
ネイティブの先生にチェックしてもらいました
そして応募書類を提出した後、意気揚々と面接を受けに行ったら、
なんと応募者が少なかったため全員派遣可能という奇跡的な知らせを受けました
そんなこんなでデンマーク留学への道が開けたのです
最後まで読んでいただきありがとうございました