ブログを見ていただきありがとうございます。
今回は番外編で、現在進行中の家づくりに対する新型コロナウイルスの影響について書きたいと思います。
ここ数日東京都の感染者数が増加してきており、いよいよ国内でも感染者数が爆発的に増えてしまいそうな気がして心配です。
そして、新型コロナウイルスの影響は家づくりにも影響を及ぼしております。
先日着手承認前の打ち合わせを行ったのですが、営業の方から3月17日ごろからフィリピンのHRD(一条工務店の製造工場)での製造がほぼ止まっているとのこと。
図面作成は全停止ではないものの、事務所内で密集しないようにとの指示が出ているようで、通常時の5%程度の能力しかないようです。
そのため、図面作成については遅れがでてきており、私たちの図面もまだ修正図面が出来上がってこないため、当初予定していた4月上旬の着手承認ができない可能性が高くなりました。
そうなると、着手承認自体が最低でも2週間程度の遅れが出てしまいそうです。
また、フィリピンの製造工場のHRDでは4月20日ごろの製造再開を予定しているそうなんですが、およそ1か月間製造が停止していた分の影響は避けられそうもなく、着工や上棟、引き渡し時期も遅れが出る可能性があります。
一条工務店は過去にフィリピンの製造工場HRDで断熱材が燃える火事があったそうで、そのときも一時製造が止まってしまったとこのと。その時は、製造が止まった期間全部がそのまま遅れになったわけではなく、遅れをなんとか挽回するように一条工務店が頑張ってくれたようです。
ただし、今回は状況がだいぶ違います。フィリピン政府がもし製造再開を認めてくれなければそもそも製造できないでしょうし、一条工務店が製造する設備や建築材を頑張って間に合わせても、トイレやエコキュート、ロスガードなど他社設備が遅れてしまっては建物が完成しません。
本当にどうしてもという場合は、TOTOの標準仕様トイレではなく、パナソニックのオプションのタンクレストイレにすれば間に合う、というような何とも切ない状況もあるようです。
まだまだ新型コロナウイルスの影響は拡大しそうな状況なので、まずは感染が拡大しないように個人でできる予防などを最大限行って、家づくりが何とか進められる状況になるように祈るのみです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
とりあえずニュースで報道していたように、新築住宅に欠かせないトイレの供給が滞っているのは事実のようです。